ボツボツなボンネットΣ(・□・;)

こんにちは!営業マネージャーの吉江です!

本日もご覧いただきありがとうございます!

今回は「ん?なんで?」というお車が入庫してきたのでユーザーのM様に許可をいただきブログにアップさせていただく事になりました。

車の詳細情報ですが、平成26年12月式のスバル フォレスター SJ5型でC型へのマイナーチェンジ直後(ルーフアンテナがロッドタイプからシャークフィンタイプに変更となった)に新車で購入されたそうで、入庫時の走行距離は約6万7千キロ。

M様から聞いたお車の保管・使用状況は

・砂利の屋根なし月極駐車場。

・購入時のコーティングは未施工。

・洗車はほぼ毎週。ワックスや撥水剤等は月1回ぐらいの頻度でされていた。

・ほぼ土日と長期休暇だけの使用。

・一般道よりも高速道路での移動の方が多い。

との事でした。

ここまで聞いて私は

「う~ん、飛び石かなぁ?」「トラックの後ろを走り続けたりとかしました?」等の質問をしてみましたが、どうやらそういう事はほとんどないそうで。実車のボンネットを見させてもらう事に。

なんとボンネット全面に白い粒々したものが・・・(写真はすでに一度ペーパーで磨いたあとで見えづらいかもですが、ぽつぽつと白い点があるのが見えると思います)

(?_?)なんじゃこりゃ?ボンネットに何か付着しちゃってるのかなぁ、と思いゴシゴシ・・・ん?取れん?もしかして塗装が凹んでる?・・・

という事でペーパーを当ててみても落ちない・・・

塗装班で詳しい人に聞いてみると、どうやら酸性雨やいろんな液剤、ウォータースポット等がひどくなると塗装が侵されてこんな感じに陥没してしまうそうです。

状況と最終的にはボンネットを塗装しないとなおらない可能性がある事をM様に説明しお車はお預かりする事に。

早速作業開始。本来はボンネットを外して作業したかったのですが、M様に外さないでやってほしい、と頼まれてしまったので、付けたままだとゴミが入ってしまう可能性がある事を説明した上で着工。(ゴミはある程度は除去できますが、見る人が見ると分かっちゃうかもしれないのです)

まずは先程の写真のようにペーパーをかけてクリアを剥してみます。これで済めばラッキー、なのですが・・・

 

見えづらいかもしれませんが、この白くなってる所々にぽつぽつと点が無数に空いてます。残念ながらクリアの層を貫通してました・・・

こうなってしまうともう一度塗装し直さないとどうにもなりません。

という訳でM様へ連絡。

電話口の声が気落ちされているような・・・M様もまさかこんな事になるとは思っていなかった、と。お気持ちお察し致します(´;ω;`)

さて、M様にも塗装の許可ももらえたし、早速塗装していきましょう!

まずは車をブースに入れて他の部分に塗装が掛からないように養生します。次に養生できたら塗料を調合(調色)して、色見本を作り確認。塗装する面には静電防止剤を一度吹きかけます。

  

終わったら色を吹き付けていきます。2回行いました。

  

しばらく乾燥~

乾いてきたら今度はクリアを塗布します。これも2回。

 

クリアを吹くと天井の映り込みがきれいに反射します。

後はひたすら乾燥。

と、ここでM様から連絡が。

なんと、「どうしても翌日使いたい」との事。代車ならお出しできますよ?とお伝えしたのですが、代車はちょっとまずいらしく、はてさて困ったなぁ。

とりあえずやれるとこまでやってみます。とお伝えして塗装班と相談。ゴミ取りが終わらないかも、とのことだったのでまたM様へ連絡。

M様「ゴミ?いいよいいよ。こっちの都合でお願いしてるので」

という事でゴミ取りせずにお渡しする事に。

う~ん、いいのかなぁ・・・と思いつつ洗車と最終チェック。

という事で夕方M様再度ご来店、車両チェックをしていただきました。

M様「おぉ、めっちゃキレイじゃないですか~」

私「いやいや、雨降ってて暗いからそう見えるだけで、明るいところで拭いたら多分ゴミ目立っちゃいますけど、本当にいいんですか?」

M様「うん、気になるようならまた持ってきます。」

という事で無事納車・・・と思ったら翌日「やっぱり後日ゴミ取って下さい」と電話来ました(笑)

ゴミはブースで塗装してもどうしてもちょっとは付いてしまうものなんですよね・・・(´・ω・`)

なので、本来であれば塗装後にゴミ取りして、磨いてからお渡ししております。

というか、本来ボンネット1枚塗装するのであれば、サフェーサーを塗布して、その後色を塗って、クリアを塗って、なのですが、M様の時間とお金の都合上今回は上記のような作業となりました。

でも初めてあんな状態のボンネットを見ましたが、不思議な事にルーフはそんなに傷んでないんですよね~。

「色々撥水剤試したのが良くなかったのか?それともやっぱり今の車はコーティングしないとダメなのか?」「なんでだ?エンジン熱のせいか?」などなど考えてみたものの分かりません(笑)

今回は塗装が傷んでしまった、というような内容ですが、他にもこんなのどうにかできる?などございましたら、お問合せフォーム(https://toyo-techno.tokyo/%e3%81%8a%e5%95%8f%e3%81%84%e5%90%88%e3%82%8f%e3%81%9b/)までお願い致します。

ゴミ取りの施工模様はまた後日のブログにてアップします。

ではでは、続きはゴミ取り施工編という事で!

今日も長文ご覧いただき有難うございました!

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